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小児てんかんの全般発作にラメズが効果的

小児てんかんでは全般発作が起こりやすいといえます。
大人のてんかんの場合、脳出血や脳梗塞、自己が原因なので、ある一部分だけが脳の器質異常を起こしている状況となります。
それ故に大人では部分発作が多くなっているのですが、小児てんかんの場合、脳全体の問題となっている事が多いので全般発作が多く見られるのです。

その中には部分的な異常が認められる症候性てんかん、そうではない特発性てんかんの二種類があります。
前者の場合は器質異常がはっきりしているものの治療方法が困難で、様々な障害を持ちながら暮らす必要が出てくるケースが多くなっています。
特発性全般てんかんの場合は、神経症状が見られず、意識消失がある一方で自然に治ることもあります。

一方、症候性全般てんかんでは、発病が小児期以前の新生児期から乳児期に多く、発作回数が多くなっています。
そして、精神遅滞や神経症状が見られることでも知られています。
有名なものにウエスト症候群、レノックス・ガストー症候群などがあります。

こういった症候性全般てんかんはほとんどが難病指定されており、治療方法があまりないとされています。
しかし、それに対しても治療できる可能性がある薬剤があります。

それはラメズです。
ラモトリギンと呼ばれる成分を用いて作られる薬で、脳神経や末端神経に存在するナトリウムチャネルを阻害する事で作用を発揮します。
阻害することでグルタミンが遊離できなくする事がラメズの働きと言えます。
それによっててんかんで生じる痙攣発作を抑えることが可能となります。

ラメズは特に前述した症候性全般てんかんに対しても効果があるとされており、非常に有用な薬と言えます。
ただし、同薬は副作用が強く、また小児に投与する場合は慎重投与となりますので、医師の判断のもと服薬するかどうかの検討が必要といえるでしょう。

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